実はホタルイカよりも先に発見されていた「ホタルイカモドキ」
春になると旬を迎えるホタルイカですが、正式な名称を「ツツイカ目ホタルイカモドキ科ホタルイカ属」といいます。
なぜホタルイカが「ホタルイカモドキ科」なのでしょうか?
日本でホタルイカが発見さたのは1905年、ホタルイカによく似たイカ「ホタルイカモドキ」が発見されたのは1914年です。しかし、ヨーロッパでそれよりもずっと前に発見された光るイカが発見されており、そのイカがホタルイカモドキに近い種類だったのです。生物の分類はヨーロッパが基準となるため、ホタルイカモドキが先にきたというわけのようです。
ホタルイカモドキってどんなイカ?
ホタルイカモドキとはどんなイカなのでしょうか?
ホタルイカモドキは、ホタルイカやエビの水揚げに混ざることがあり、ホタルイカに見た目はよく似ている生物です。
ホタルイカより少し大きい13センチほどで、外套膜という頭の部分がホタルイカモドキは直角です。また、ホタルイカと同様、発光器をもっており、青く光ります。
ホタルイカモドキの味は…?
もともと、ホタルイカに混じってたまに獲れる程度なので、あまりホタルイカモドキを食べたことがある人はいないようです。
実際のホタルイカモドキの味は、ホタルイカよりコクがなく薄味、という意見や、えぐみが強く苦みが口に残る、とのこと……。
スーパーに並ぶホタルイカのボイルに混じっていることもあるとのことですので、それほどホタルイカに大きな違いはなさそうですね。
ホタルイカの仲間は世界には約40種類!
私たちはホタルイカというと、春にスーパーに並ぶ美味しい小さなイカのホタルイカしか知りませんが、実は世界にはホタルイカの仲間が40種類もいるそうです。
ホタルイカモドキもその仲間ですが、ホタルイカやホタルイカモドキに似たニセホタルイカというイカもいるそうですよ。
美味しく食べるならやっぱりホタルイカ!
ホタルイカモドキの味も気になりますが、やっぱり食べるなら、美味しいホタルイカの方がいいですよね。
ホタルイカは春しか味わえない旬のもの。ですが、榮元のホタルイカは、新鮮なホタルイカを特殊な技術で冷凍し、いつでもご自宅にお届けします。解凍しても、とれたての新鮮さです。生でも食べられる榮元のホタルイカを、ぜひご家庭で味わってみてください!
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